お知らせ
news2017.11.01
冬の過ごし方(11月中旬~2月)
冷たい風が吹き、寒さと乾燥が強くなる冬。
晩秋から冬は、ヴァータの影響が強くなります。
ヴァータ体質の人やヴァータが増大した場合は、手足の冷えや肩こり、関節や腰が痛んだりしやすくなります。
体を温かくし、充分に睡眠をとって体を休めるようにし、温かいもの、重い性質のもの、油性のものを摂るようにしましょう。
(乾燥したものや生のものはヴァータが上がってしまいやすいので控えるようにしましょう。)
さて、冬は食欲が増えて食べすぎしやすい季節ですよね。
寒くなってくると同時に、食欲も出てきて‥という方も多いのではないでしょうか。
冬になると、人間の体は寒さに備えようとして、体内の活動や代謝、免疫力を上げる為、エネルギーを必要とします。
そして、体内の活動が上がるとともに、消化力(アグニ)も上がってきます。
体は、消化力が上がると脳に空腹感の信号を出しやすくなるので、寒くなると体の機能により食欲がわくのです。
冬は消化力が高まっているので、食欲が旺盛になりがちですが、食べ過ぎには気をつけましょう。
冬の味覚には油分(水)のあるものが多い為、食べ過ぎると地と水のエネルギーであるカパが増えやすくなります。
カパが過剰になると、肥満やむくみになりやすくなりますし、今後迎えていく春に不調が出やすくなります。
お食事は腹八分を心がけましょうね。
【冬のおすすめ食材】
甘味‥白菜、大根、かぶ、レンコン、人参
酸味‥酢、ゆず、すだち、かぼす、みかん
塩味‥塩、しょうゆ、味噌
過剰になったヴァータを下げる為に、冬に脂がのるブリや鮭などもおすすめです。
(ただし、塩味や油分はカパを過剰にしやすいので、摂り過ぎには注意!)
お鍋などの、みずみずしくて温かい料理は、冷えと乾燥をやわらげてくれますよ。