お知らせ
news2015.03.19
メンタルアーマの浄化法
アーユルヴェーダの治療では、ドーシャのバランスを整えることと、蓄積している余分なドーシャやアーマを排出させること(浄化療法)が行われます。
ボディリアーマ(肉体の毒素)は、会員の皆様にお伝えしているようなお手入れ(アビヤンガやドーシャを鎮める生活法)で、肉体のアーマは浄化されます。
今日のテーマの『メンタルアーマ(心の毒素)』。
心の毒素が健康に影響をおよぼすことをお伝えしましたが、なぜメンタルアーマは蓄積するのでしょう・・?
メンタルアーマの原因となる感情は、
怒りや不安、悲しみ、嫉妬や執着心などの否定的な感情です。
誰だって生きていれば、怒ることや不安になることはあると思います。
ただ、蓄積しやすい人と、しにくい人がいます。
その違いは、
心の経験の『消化力』。(メンタルアグニ)
気持ちの切り替えがすんなりでき、思考も正常であればよいのですが、何日も(または何年も)怒りや不安な感情を未消化にしていれば、どうなるでしょう?
心の経験をメンタルアグニが消化しきれない場合は、メンタルアーマが生成されます。
心の消化力は、その人の思考と大きく関わっているので、正しい考え(考え方)を持つことが大切です。
意外と多いのが、自分の抱いている感情や思考パターンに気づかず過ごしていること。
人の思考は、その方がそれまで生きてきた経験や習慣によって出来上がり築かれたもの。
習慣化された考え方がその方それぞれの価値観・考え方になります。
もし、不満やストレスを感じながら日々を過ごしているのであれば、思考パターンが否定的なのかもしれません。
なんだかいつも、人やものごとを否定していたり、
不安、心配ばかりで、人と比べてばかりいたり、
自分は悪くない…と、問題の原因を周りの人に向けてみたり、
(周りのせいにしているうちは、自分に成長が起きませんね(~_~;))
自分がもっと幸せを感じて生きていくために、自分の思考パターンを見直してみられると、より善く幸せを感じながら過ごせるのではないかなぁと思います(*^-^*)
そしてもう一つ、蓄積の違いの話に戻りますが、
オージャス(活力素)をどれだけ持っているか。
オージャスは、純粋な知性や、生命の生き生きとした質で、健康度はどれ位持っているかで決まると言われています。免疫力を強化し、ストレスからも守ってくれるものです。
オージャスに満たされている方は、満足感や充実感でまとうオーラも輝いておられます。
オージャスを高める方法などは、また機会があればお伝えしますね(*’▽’)
メンタルアーマの浄化法
●純粋な静寂を体験する
●無判断によって、心の静寂を体験する
●自然に触れる
●オージャスを増やす
忙しくて山や海など自然に触れる時間をなかなかつくれない方は、夜空の月や星を見たりするだけでも良いと思います。
瞑想やヨガも良いですね。
アーユルヴェディックライフで、幸福で美しく、満ち足りた人生を✨