お知らせ
news2019.01.20
五感を満たす
寒さや乾燥などでヴァータがアンバランスになるこの季節。
ヴァータが増悪すると、冷えや乾燥、肩こり腰痛、便秘などの症状が出やすくなってしまいます。
ヴァータをバランスさせるような、温かくしっとりと油性を含んだ食べ物を摂ってご自愛くださいね。
オープンしてから6年近く経ちますが、少し内装やインテリアを変えるだけでも気分が変わりますね(≧▽≦)♪
新メニューの為に少し工事が必要だったので、内装もちょっとだけ気になるところを改装してみました。
ほっと落ち着ける空間と癒しの音楽。
心地よく温かな手のぬくもり。
癒されるハーブオイルやお香の香り。
皆さまの『五感』を満たすサロンになればうれしいなと。
アーユルヴェーダは、いろんなものを定義しているのですが、
『生命』をも定義しています。
いのちを定義しているなんて、面白いですよね。
そのアーユルヴェーダの説く『生命』の定義。
アーユルヴェーダでは、生命を『肉体、感覚器官、精神、魂が結合し、支えあったもの』と定義しています。
一般的には、自分自身を、肉体や心(精神)のみの存在と思う方も多いと思いますが、アーユルヴェーダでは肉体、精神、魂、感覚器官の4つが結合したものを生命と説いています。
感覚器官とは「五感」のこと。
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚の5つの感覚器官のことです。
目で見たり、臭いをかいだり、触ったり、聴いたり、味わったりして、この五感から入った情報から、私たちの脳は「心地いいな」とか「なんだか嫌だな」と感じます。
五感は、私たちが脳でいろんなことを感じる為の『情報の入り口』なのです。
ですので、私たちが幸せを感じ心が満たされるためには、五感は常にクリアで正常でないといけません。
五感が正常でないと、あらゆることが正常に感じることができないので、満足感や感動も感じにくくなってしまいます。
この感覚が異常になってくると、身体や心は不満足を満たそうとします。
例えば、甘いものを食べすぎる、、というのも感覚を満たすための行動だったりします。
過食やタバコ、アルコール依存も、感覚を満たすための行動であることが多いです。
ストレスを感じ、不快な思いや不満足感を満たしたくなると、
『それをしたら一時は満足を感じる』ということを脳は覚えており、脳が欲しがるのです。
「お腹が空いているわけでもないのに、毎日甘いものを食べてしまう」という人は、(私はこれを「感覚食い」と呼んでいます。)自分の感覚を満たしてあげた方が、過食の行動をしなくなるので、よほどダイエットの成果が上がるかもしれませんね。
まずは、自分の感覚の誤り、『理知の誤り』に気づくこと。
そして、自分を満たしてあげること。
自分を満たしてあげることは、「幸せを感じること」。
皆さんの心が満たされ、至福を感じて頂けるサロンを目指して、現在着々と改装中です(´艸`*)