富山市 アーユルヴェーダ&若返りデトックス専門サロン

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スロータス

先日、インドからアーユルヴェーダ医師のスクマール先生とサンディープ先生が来日され、スロータスとダートゥについての講座に参加させて頂きました。

 

肥満や糖尿病、高コレステロール、子供の発達障害、腫瘍、関節炎などの様々な症例を、アーユルヴェーダにおける理論や治療を現代医学的に解説して下さるというわかりやすい講義でした。

 

健康な肉体と精神の為には、やはりスロータスやダートゥが正常でなければと改めて実感しました(*^-^*)

 

スロータスは「管」という意味で、動脈や静脈、毛細血管やリンパ管などの脈管系や、胃や小腸、大腸などの消化器系、尿管、卵管、乳腺、汗腺など、管や通路のことをスロータスといいます。

 

チャラカサンヒターには、重要なスロータスは13種類あると説いています。

 

①プラーナ ワハー スロータス
(プラーナが流れるスロータス 重要な器官=心臓)
②ウダカ ワハー スロータス
(水に関するスロータス 重要な器官=膵臓)
③アンナ ワハー スロータス
(食物が通るスロータス 重要な器官=胃)
④ラサ ワハー スロータス
(血漿に関するスロータス 重要な器官=心臓、太い動脈)
⑤ラクタ ワハー スロータス
(血液に関するスロータス 重要な器官=肝臓、脾臓)
⑥マンサ ワハー スロータス
(筋肉に関するスロータス 重要な器官=腱、皮膚)
⑦メーダス ワハー スロータス
(脂肪に関するスロータス 重要な器官=腎臓、副腎)
⑧アスティ ワハー スロータス
(骨に関するスロータス 重要な場所=骨盤)
⑨マッジャ ワハー スロータス
(骨髄、神経に関するスロータス 重要な器官=骨)
⑩シュクラ ワハー スロータス
(生殖器に関するスロータス 重要な器官=睾丸、卵巣)
⑪プリーシャ ワハー スロータス
(大便に関するスロータス 重要な器官=大腸、肛門)
⑫ムートラ ワハー スロータス
(尿に関するスロータス 重要な器官=腎臓、膀胱)
⑬スウェーダ ワハー スロータス
(汗に関するスロータス 重要な器官=皮脂腺)

 

他にも、女性特有の、子宮や乳腺のスロータスや、精神に関するスロータス、運動機能に関するスロータス、感覚機能に関するスロータスなどがあります。

 

体の中には数えきれないほどのスロータスが存在しているのですが、このスロータスの流れが悪くなると不調や病気が現れてしまいます。

 

例えば、不規則な食生活など様々な原因で消化力が下がると、体の中に未消化物(アーマ)が溜まり、スロータスの流れが悪くなってしまいます。

 

この場合のアーマとは現代医学的に言うとLDLコレステロールや中性脂肪のこと。

 

脈管系のスロータスである血管やリンパ管をつまらせることは、美容面ではセルライトの蓄積や肥満、老化につながりますし、健康面でもコレステロールや中性脂肪などは、血管動脈硬化や高血圧、糖尿病などのリスクを高めてしまいます。

 

精神に関するスロータスの異常は、うつや精神病につながりますし、脳神経に関わるスロータスの異常は、発達障害や麻痺などの運動障害につながります。

 

アーユルヴェーダでは、病気の発生はスロータスからともいわれている位、健康でいる為にはスロータスは重要なのです。

 

「スロータス痩身」や「アーユルヴェーダ体内浄化」は、このスロータスを詰まらせるアーマをを分解、遊離させ、体外に排泄し、体内を浄化していく施術です。

 

スロータスを大掃除して、いつまでも美しく健康でいましょう(*^^)v

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