お知らせ
news2018.08.03
スリランカ研修4
3日目はホテルを朝の6:30に出発して、東海岸のパシグダのビーチへ。
このビーチはスリランカでもまだ観光地化されていないベストビーチといわれています。
とってもキレイなビーチでゆっくり過ごした後、ポロンナルワ遺跡へ。
髭をたくわえ、ヤシの葉に書かれた仏典をもっている石立像。
約3m程の高さがあります。
この石立像はポロンナルワ期の最盛期に君臨した王、パラークラマ・バーフ1世といわれていますが、誰なのかは諸説あり、最近の研究で一部の学者の間では、哲学者プラスティだという説が唱えられています。
プラスティといえば、5000年前、チベットで開かれたリシサンメイラナにスリランカから参加した賢者です。
リシとは、悟りを開き世俗を離れ山中で瞑想をしていた賢者のことをいい、病気や不幸で苦しむ人々を救いたいと願ったリシたちは、5000年前インドやスリランカからチベットの山奥に集まり、医学会を開きました。
この世界最古の医学会のことをリシサンメイラナといいます。
5000年以上前、自然法に従い生きている頃は人々は健康で幸福だった。だがある時を境に不調和が現れるようになり、苦しみや悲しみ、怒りや否定などの心をもつようになってから病気が現れた。
リシ達は、病気や苦しみから人々を救いたいと願い、チベットで瞑想をし神と繋がり、神から授かった生命の真理を一つの体系にまとめたものがアーユルヴェーダの起源で、アーユルヴェーダの古典、チャラカサンヒターの第1章に書かれています。
プラスティは、人々の幸せと健康のためにチベットで瞑想をしたリシの一人です。
なんだか偉大な賢者に会えたような気がして、心がほっこりしました( *´艸`)